戸澤の週報
2020年08月09日
熱意
遅くなりましたが、先週から真夏が始まっています。
久しぶりの暑さに、体がまだ慣れません。
コロナも気を付けなければいけませんが、熱中症も忘れてはいけないですね。
仕事にとって大事なことの大きな一つに「熱意」があります。
昔の人で、どうしても自分の背よりも高いところに登りたい人が「はしご」を作ったのだと思います。
昭和時代に生まれた多くの家電製品は、家事を行う人の苦労を少しでも軽くしようと言う想いがあったからこそ、生まれたのだと思います。
そこには間違いなく「熱意」があったはずです。
熱意があるところにあって、熱意がないところにないものは、「考えること」です。
仕事において、最初から最後まで何の問題なくうまくいくことなどありません。
どこかでつまずいたり、時には大きな壁にぶつかったりします。
そんな時に熱意はその問題を解決するための考えを促します。
そして、本気で考えると大抵は問題の答えにたどり着くことができてしまうものです。
もちろんそれは簡単なものではなく、問題が大きければ大きいほど針の穴を通すほどの頼りなく、わずかな光を見つけ出すようなものなのかもしれません。
それでも答えを見つけようと全てを掛けている人には、最後の最後には神様が微笑んでくれるような気がします。
そしてもう一つ大事なことは、熱意が続くことです。
何かのきっかけで、ある時に熱意を持って取り組むことは、おおよそ誰にでもある事かと思います。
ところが、熱意を持って取り組んだからと言ってすぐに自分の思っているような成果が出るとは限りません。
むしろ、簡単には成果は出てこないと考えて正解かと思います。
その為、最初は熱意を持って取り組んでいたとしても、なかなか周りから評価されなかったり、思うような結果に繋がらなかったと言って、気が付いたら熱意がしぼんでいることが良くあります。
では、熱意が続くためにはどうしたら良いのでしょうか?
これは読書が一つの解だと思います。
自分のスキルを上げるための本を読み、今の自分に足りないものを埋めていけば、より自分の仕事を理解できるようになってきます。
自分の仕事への理解が進めば進むほど、より興味が湧いてきて、今まで以上に前向きに取り組むことになります。
あとは、一流の人のことを学ぶことも効果的ですね。
事を成した偉人は、決して全員がはじめから全てが恵まれていたわけではありません。
厳しい環境の中、自分の努力で、誰にも負けない何かを作り上げていった人ばかりです。
時として、人は今の自分の境遇を恵まれないものとして考えがちです。
でも本当にそうなのでしょうか?
自分が恵まれていることを書き出してみると、その多さに気が付き、その大切さを改めて思うのかもしれません。
その上で、本当に自分がしたいことに向かって、熱意を持ち続けて取り組んでいきたいと思います。
そんなことをこの休みにもう少し深く考えてみたいと思います。