戸澤の週報
2019年11月11日
時間管理
最近はすっかりと秋も深まり、暦の上では立冬が過ぎ、冬となりました。
実際には秋真っ盛りで、東京では紅葉はまだ見られません。
ここ最近は外での仕事を意識的に減らし、社内での時間を増やしていました。
忙しいと目の前の業務をいかにやっつけるかに注力してしまいます。
その結果、本当に大切なことをゆっくり時間をかけて取り組むことができません。
ある程度忙しくている方が集中力が増してきて、同じ時間を使っても成果が出やすいのは間違いありません。
しかしながら、毎日仕事をしていると、必ずどこかの時点でしっかりと時間を創って取り組まなければいけないテーマが発生するものです。
全体の方向性であるとか、制度や仕組みの更新、会社を強くしていくための方策などは、隙間時間でできるものではありません。
しっかりと時間を創り、まずは今すぐにやらなければいけない仕事を片付けてから、これらの仕事に取り組んでいきたいと思っています。
少し前の週報で「衆知を集める」と言う松下幸之助さんの言葉をご紹介しました。
これから行いたい仕事は、衆知が必要になってきます。
衆知を活かすためには、そのための仕組みが必要になります。
人についている知識はマニュアル等で文字として共有化します。
何か大きなことを決めるために、もしくはアイデアを出したりするには、その内容に適した人員をアサインした会議体が必要になります。
本当に大きなプロジェクトの場合などは合宿の形で、そのテーマだけに絞って時間を確保していくことも良いやり方ですね。
目の前のことに時間の大半を消費するのではなく、会社の目の前ではなく将来にとって必要なことに対して、しっかりと考えを持って取り組んでいくことができるようになりたいと最近はつくづく思います。
それだけ分かっていつつ忙しさにかまけて、対応できていないことが多くあるということですね。
来年以降に大きく飛躍するためにも、本当の意味で筋肉質な成長性に富んだ会社になるためにも、この時期にしっかりと仕込んでおきたいと考えています。