戸澤の週報
2018年06月24日
「スパリゾートハワイアンズ」と「シーフードレストラン メヒコ」
この休みで「スパリゾートハワイアンズ」へ行ってきました。
この施設は同年代以上の方は「常磐ハワイアンセンター」と言った方がなじみがあるかもしれません。
私は今回初めて行ったのですが、昔はよく常磐ハワイアンセンターの名前でCMをしていた気がします。
この施設は、元々炭鉱が厳しくなってきて、そこからの転身だったというから驚きです。
当時も社内で根強い反対があり、10年持てば御の字だということろを、当時の副社長が押し切ったようです。
1966年からスタートして、当時の予想とは大きく反して、現在では50年以上経過しています。
当時はまだ一部の人以外は手が届かないハワイをテーマとして上手にコンセプトを設定しました。
その後もホテルや温泉施設、ウォータースライダーなどの設備を新設させています。
この施設の完成に先立って、フラダンスの生徒を養成する専門の学校を作り、今も継続しています。
フラダンスの映画での人気も相まって大きな追い風となっているようです。
個人的には男性のファイヤーダンスも大いに迫力がありお勧めできます。
その後は東日本大震災で大きな痛手を負っていますが、復活して今も大いに頑張っています。
炭鉱からの転身であることを考えると「変化への対応」が素晴らしかったということだと思います。
ただ、それだけでは50年は継続できません。
運営者たちの魂のこもったアクションが現在の姿を作っているはずです。
もう一軒は、「シーフードレストラン メヒコ」です。
福島のいわきと言えば、メヒコと言うくらい有名なレストランです。
こちらは友人たちに教えてもらって以来の2回目の再訪となります。
カニピラフ等が有名ですが、味もさることながら、ここの驚きは、レストランの真ん中にガラスの向こうにはフラミンゴたちがいるではないですか。
初めて来た人には大きなインパクトなのですが、こちらのお客様はリピーターが多いので、ほとんど誰も驚いていません。
こちらも昭和45年のスタート以来、間もなく50年を迎えようとしています。
共に共通しているのは、常識に捉われない柔軟な発想を持ち、それを本当に実行して、そこからは変幻自在・融通無碍に時代の流れを感じて対応を怠らずに現在まで来ていることだと思います。
お休みに勉強させて頂きました。