戸澤の週報
2017年07月30日
人の成長
7月も残すところ後1日となりました。
学校では夏休みの真っ最中になっていますね。
大人は中々休めないですね。
それでも夏はなぜか少しうれしくなってしまいますね。何か良いことがあるような気がします。
ここ最近考えることの一つに「人の成長」があります。
誰もが成長することはうれしいことで、好ましいことであります。
子供であれば、月単位で成長しているため、1年も合わなければもう別人と言っても良いくらい成長しています。
大人の成長はそういう訳にはいきませんが、それでも成長するときにはゆっくりとするよりも、
一気にするものです。
恐らくその人に取って「一皮むける」タイミングがあるということだと思います。
この「一皮むける」ことは、人間にとって非常に大切なことです。
一皮むけるとは、その人が自力で成長の階段を上ることができるということです。
そう考えると、一皮むける事さえできれば、その人の成長は約束されてようなものです。
これを狙って企業はあの手、この手を使い従業員の気づきを促していくのですが、実際に心のろうそくに火を灯すことは決して簡単なことではありません。
それでも、何かのきっかけで一皮むけて、人が一人心のろうそくに火が灯ったとしたら、それは将棋で言うことの「成り」となり、今までと全く違った動きが可能になる、スーパーキャラクターに生まれ変わることになります。
人間の場合は、将棋とは違って一度成ってからも、成長の度合いに応じて何段階にも成ることができます。
あるところまでは簡単に成れたとしても、あるところで長くつまづく人もいます。
逆にあるところまではとても長くの時間が必要だったが、一度成りを経験するとスピードが上がる人もいます。
人はそれぞれ「十人十色」「千差万別」の成長曲線を描きます。
企業がそれにきちんと対応して、一人一人の成長を促すための努力をできるのであれば、きっと強い会社になるかと思います。
特に商社の場合は人が資産と言っても言い過ぎではありません。
永遠の課題であるのと同時に、やりがいのあるテーマです。