戸澤の週報
2017年01月29日
変化の時
2017年も早くも1か月過ぎようとしています。
関東では少し寒さが緩んだ1週間でした。
このまま春に向かって行ってくれるのでしょうか?
最近新聞を見ていると実に多くの新しいテーマが記事として目に飛び込んできます。
トランプさんが大統領になったことにより、様々なことが動き始めています。
日本の中でも働き方の改革が急速に進んでいます。
残業の上限が特例を除き月で60時間で落ち着きそうです。
いま日本企業に求められているのは、何かに頼って生きて行くのではなく、自分自身で道を切り開き、誰に頼ることなく成長していく事だと思います。
現状維持で行ければOKと言う発想は最早通じなくなっていると考えた方が良さそうです。
日本全体が働くことに対して生産性の向上を求められているのが分かります。
欧米では既にかなり前から始まっているテーマだと思いますが、様々な要因が重なり日本では欧米に遅れること20年経って、ようやく日本でも生産性向上について本格的にスタートしたと言っても良さそうです。
当社でも現在が変化の時と見て、全力で生産性の向上に取り組んでいます。
今までにないくらいの大胆さとスピードを持って取り組んで行く必要性を感じます。
世界情勢の不透明さが急速に進む可能性が出てきています。
平時に強い会社が有事に強いとは限りませんが、平時ですら強くない会社が有事に強いわけはありません。
現在も様々な経営上難しいリスク要因はありますが、リーマンショックで経験したことに比べれば、現在はまだ平時です。
生産性向上を徹底して図り、時間を創作し、その時間をブランド価値及び付加価値向上に当てて、顧客満足度の向上を図ることが企業が唯一生き残る道のはずです。
生き残る企業は我々が決めるのではなく、顧客・仕入先と言った自分たち以外の人たちが決めるものです。
変わるべきを思い切って変えて、守っていく物は徹底して守っていく。
これからの大競争時代に必要なアクションだと思います。