戸澤の週報
2017年01月15日
転ばぬ先の杖
いよいよ本格的な冬がやってきました。
先週は関東でもマイナスを札幌ではマイナス10度を経験しまして、冬本番を実感しました。
毎年思いますが、12月なんて本当の冬の内には入らないのですね。
最近の車に乗っていると、様々な機能の驚くことがあります。
雨が降ると勝手にワイパーが作動する「レインセンサー」も昔はなかった機能ですね。
このレインセンサーは時として人が雨を感知するよりも早くワイパーを作動させることがあります。
この光景を見ていると思いだすのが、どなたかが言っていた「経営は問題を事前に予防すること」と言う言葉です。
問題が起こってから一生懸命になって解決に力を入れていることは、一瞬仕事をしている気がしてしまいますが間違っています。
最も正しい考え方は、問題が起こる可能性がある事柄に対して、問題になる前に解決してしまう事だと思います。
会社においての様々な問題が顕在化してしまってから解決するのは労力がかかります。
顕在化する前にきちんと対策案を考えて、事前にやっつけてしまう事が正しいのだと思います。
このことは、松下幸之助さんは「ダム経営」と言われていますし、稲盛さんは「土俵の真ん中で相撲を取る」と表現しています。
問題になりそうな予感があったとしても、そこに神経を集中させて時間と労力をかけて対応を行うには、思い切りが必要です。
またはマインドのリセットが必要と言う表現が正しいのかもしれません。
本年はこの「転ばぬ先の杖」を実践する年にしたいと思います。
決して簡単なことではないのですが、大きく成長するためには避けて通れない道であることは間違いなさそうです。
いよいよ今週水曜日から「インターネプコン」が始まります。3日間会場に立っています。
今年はアットマークテクノを加えた、IoTにおけるものづくりをご提案させて頂きます。
皆様にお会いできるのを楽しみにしております。