戸澤の週報
2002年06月08日
2002/6/8
今週は、1つご報告があります。来週の月曜日(6/17)より、弊社は事務所を移転いたします。詳しくは、別途書面にてご報告致しますが、住所は下記の通りです。尚、電話番号とFAX番号は変わりません。
〒171?0033 東京都豊島区高田3?9?7 村山ビル2F
今までの場所から歩いて2分ですので、ほとんど変わりません。少し高田馬場に近くなり、徒歩4分と言った所です。少し広くなりました。お近くに立ち寄りの際は是非お越しください。環境を整え今後も益々努力していく所存です。
さて、先週テーマに挙げました弊社が目指しています「感動を感じるサービス」の続きを致します。一番に挙げますのが「知識」です。この場合の知識とは純粋に半導体、電子部品に関する知識と、その知識を活かす入手のノウハウを指します。私の出身学部は社会学部で電子回路とは全く縁のない世界でした。よく、周りの人から工学部でなくて大変でしょうと言われます。確かに入社当初は右も左も上も下も分らず、半導体業界の用語はある意味宇宙語に感じていました。しかしながら、先輩に同行し、自分でも客先に行くようになってからは少しづつ分る様になってきました。分るようになってきたというよりも、分らなければ仕事にならない為努力したと言うのが近いところです。半導体の知識に関する研修と言うものがあまり盛んには行ってくれなかったので、独学が5、お客様から学ぶのが3、先輩に教えてもらうのが2と言った具合でした。この時の、努力が今ではずいぶんと為になっているなと思います。それでも私が知っているのは、一つ一つの部品の中身ではありません。お客様が部品を選ぶ際に検討するパラメータが何か、つまりは、ここを知っていたら他の代替品に置き換えができると言う数値であります。これが分るようになってから、設計の方とようやく同等に話を進められるようになりました。半導体の商社では、一般的には技術の知識が大事だと言う歌い文句になっておりますが、大体中身が伴っていないのが一般的です。通常は、社内の分業化を進めて、技術担当をつけて解決してしまっています。FPGA、ASIC、CPUなんかの開発に高度なスキルを必要とするものはそれでいいかもしれませんが、常にお客様と関わっている前線の営業に連絡係だけを担当させるのはもったいないと考えます。幅広い知識を持たせ、お客様の部品採用の同じ視点に立ったところで、お客様が求めている最良な回答をご提案するには、様々な知識が必要になってくると思います。弊社はそこに力を入れていきたいのです。続きはまた来週に致します。