戸澤の週報
2006年12月03日
2006/12/3
知り合いのジャズの演奏を聴きに行ったら一人のアメリカ人に出会いました。小学校から日本にいて日本語はネイティブ級のつわものでした。言葉が流暢なのはさることながら、我々日本人以上に日本の歴史に精通しているのに頭が下がる思いでした。一番知っていなければならない我々が知らずに、異国から来たアメリカ人の方が日本の事を良く知っているのはやはり良くありません。学校で教わる事はあくまでも受験をパスする為の勉強で、本当の意味での勉強は学校以外で自ら興味を持って行わなければならないものですね。自分の国の歴史を知らなくても、大きく困る事はないのかもしれません。でもそれでは何かが寂しく感じます。歴史だけの事ではありません。色々な事に興味を持ち、新たな事にチャレンジをしていく事が、自分を広げていくためには必要なはずです。受験勉強でどこか合理的な考えに慣らされてしまった部分があったのかもしれません。ちょっと反省した週末でした。