戸澤の週報

新しい年がスタートしました。

年が変わったからと言って、自分が大きく変わるわけではありません。

それでも年が新しくなると、何か新しく挑戦したくなるものです。

今年は改めて「経営」を勉強したいと思います。

何を今更と言われそうなのですが、昨年末に設立で20年が過ぎましたが、ようやく20年経って少しだけ会社が安定してきたと言っても良いかもしれません。

今までは会社を存続させ、成長させるためにほとんどのエネルギーを向けていたため、経営と呼べるものでは自信を持って言うことはできません。

昔の言葉に参考になる言葉があります。

「倉廩実れば（そうりんみつれば）すなわち礼節を知り、衣食足ればすなわち栄辱を知る。」

今の当社はまさにこれから真の経営が何かを考えることができる段階と言えるかもしれません。

外を少しでも見れば、グローバルでの大競争時代です。

当社よりも格段に大きい会社がひしめいているこの業界で、いったい何を指針として、どのように戦っていくのか？

並みの戦い方では、競争の最前線からは簡単に弾き飛ばされてしまいます。

経営とはすなわち、会社の成長そのものであり、会社の成長には戦略が大きな役割を果たします。

戦略とはよく聞く言葉ですが、本当の意味を理解するには至っていないと思うのです。

これからの世の中でも成長できる戦略とはいったい何なのか？

この問題にこの一年全力で取り組んでみたいと思います。

本日の日経新聞の業界天気図で半導体・電子部品は薄日にひとつランクが上がりました。

今年は少し期待しても良いのかもしれませんが、このチャンスを一過性のもので終わらせてしまうのか、未来に大きく繋いでいくのかは当社次第だと思っています。

全力で取り組んでいきたいと思っています。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

(写真は去年頑張ってくれた達磨君と今年活躍する達磨君です。)