お知らせ
2015年09月24日
【ロチェスター】リコー電子デバイスとアジア・欧米での製品の継続的供給契約を締結
※当社が代理店を務めるロチェスター社のプレスリリース情報です。
ロチェスターの履歴管理がされたFASSt(サプライヤー承認の安全在庫)および製造中止製品ラインにパワー・マネジメントおよび自動車向けICが加わる
グローバルな電子部品代理店/メーカーであるロチェスター エレクトロニクス LLC (本社:米国マサチューセッツ州、社長 クリス・ゲリッシュ)は、リコー電子デバイス株式会社(本社:大阪府、社長 田路 悟)と正規ディストリビューター ・リセラー契約を結んだと発表しました。ロチェスター エレクトロニクスでは製造中止製品と成熟製品を取扱い、米国、欧州、日本を含むアジア太平洋の各地域で製品の供給を致します。リコー電子デバイスは、主にスマート・エネルギー管理用パワーマネージメントの半導体製品に特化しており、低消費電力での高い性能・精度・信頼性及び小型パッケージに定評があります。ロチェスター エレクトロニクスは、アジアでの存在感を高めるために投資してきましたが、今回の提携はアジアにおけるロチェスター エレクトロニクスのオペレーションをさらに拡大、強化するものです。
今回ロチェスター エレクトロニクスの製品ポートフォリオに加わるリコー製品は、LDOボルテージレギュレータ、DC/DCコンバータ、マイコン監視用IC、バッテリー保護IC、スイッチICといったパワー・マネジメントデバイス、そしてリアルタイムクロック(RTC)、白色LEDドライバなどです。多彩な高信頼性デバイスは摂氏マイナス40度からプラス125度の拡張温度範囲でテストされたもので、また自動車向け製品は用途に合わせて、車載重要保安部品、車載一般装備品、車載アクセサリー用の3つの品質ランクに分かれています。
リコー製品の持つ高い信頼性と幅広い対応温度範囲は、自動車だけでなく産業用機器など過酷で厳しい環境での使用に最適です。これらの分野では安全性と品質について厳しい規制があり、機器のライフサイクルも長いのが一般です。認証取得プロセスにかかるコストと手間が大きいため、企業は再設計の必要をなくしたいと考えています。そのような理由で製品の長期的な入手先となる、信頼できる供給源が重要になっています。
リコー電子デバイスの営業部長 杉浦 洋之氏は、「当社では顧客企業にできる限り最良の方法でサービスを提供したいと考えています。今回ロチェスター エレクトロニクスとの提携によって、顧客企業は、欲しい時にいつでも、信頼できる供給源から、製品の履歴管理がされたリコー製品を入手できるようになるでしょう」と述べています。
ロチェスター エレクトロニクス社長のクリス・ゲリッシュ(Chris Gerrish)は、「リコーには、ロチェスター エレクトロニクスの認証制度であるFASSt(サプライヤー承認の安全在庫)および製造中止製品ストックに追加できるすぐれたデバイスがいくつもあります。また、日本ではロチェスター エレクトロニクスが提供する各種専門サービスに対してかなりの関心をいただいており、今回日本でのビジネス関係をさらに強化できたことを非常に嬉しく思っています」と述べています。
■ ロチェスター エレクトロニクス LLCについて
ロチェスター エレクトロニクスは成熟期に入った、または製造中止された半導体製品に対して世界で最も包括的なソリューションを提供する会社です。ロチェスターは60以上の主要な半導体サプライヤーから承認されており、また全く同じ製品を製造し、世界中の重要なシステムに使われている半導体製品の信頼できる継続生産を保証するために、全ての残った製造中止製品、ウエハー、ダイおよび入手できる技術情報をそれらのサプライヤーから入手しています。また、 どのような数量でも必要とされる限りは供給しています。全ての製品は100%履歴管理され、保証されています。ロチェスターは30万種類以上の製品を製造しており、それらの製品はコマーシャル製品から宇宙仕様およびサプライヤーから承認された複製製品まで多岐にわたっております。また、数十億個のダイおよび製品を在庫として持っており、何時でも出荷可能です。ロチェスターはISO-9001:2008、QML MIL-PRF-38535、AS9120の承認を取得しています。ロチェスターは株式非公開企業で、営業拠点はアメリカ、ヨーロッパ、アジア、日本にあります。
詳細についてはロチェスターホームページ( www.rocelec.com )をご覧ください。
■ロチェスター社製品はザイコストアでご購入いただけます。