戸澤の週報
2020年02月24日
ドイツと志賀高原
コロナウィルスはまだ沈静化してきません。
次第に影響が大きくなっており、回復途上にあった景気の停滞の原因にもなりかねません。
1日も早い終息を祈るばかりです。
そんな中先週はドイツの当社の子会社に行っておりました。
デュッセルドルフにありますが、今回は街中の電車にも乗りましたが、新型肺炎に対する警戒のようなものもなく、ちょっと心配しておりましたが、特に問題なく終わっています。
ドイツでは(恐らく多くの外国では)、マスクをすることは非常にマイナスな行為です。
「マスクをしている=何らかの症状があり、危険な人」
上記のような考え方が根底にありますので、欧州ではマスクすることは逆に危険です。
フランスではマスクをした人が無理やり降ろされたなど話を聞きます。
今回のドイツ出張では、主には会社としてのドイツの業務の最適化を行うのと同時に、未だ会社としてできていないことを行うためです。
2019年の3月からドイツ法人としてスタートしていますが、ドイツは本当に海外の会社に厳しい会社です。
会社のクレジットカードを作成するだけで、実の多くのやるべきこと、用意すべきことがあります。
海外の人から見たら、日本もやはり手続き等が煩雑で参入しづらいのでしょうから、同じなのかもしれませんが。
だからこそ、日本企業のドイツ法人は貴重と言えそうです。
是非とも当社のドイツ法人をうまく活用してください。
週末にはところ変わって、志賀高原に行ってきました。
狙いはスキーなのですが、志賀高原には学生の頃の先輩が旅館を行っております。
(ニュー横手いという志賀高原で老舗の旅館です。非常にお薦めです。)
温暖化を言われて久しくなってきましたが、2000メートル近くあるこのスキー場は非常に雪が豊富です。
周辺のホテルや旅館もなかなか厳しい状況にあるようですが知らなかったのですが、志賀高原は国定公園として登録されてしまっているので、土地は国から借りている形で、自分では保有できません。
そして、企業がどこかの旅館を買い取って企業として経営を行うことも困難です。
頑張りたいのに、頑張れない状況はよろしくないですね。
初日夜には雪が多く降り始めてきて、翌日帰宅の時には、車が埋もれてしまい、前も全く見えずになれない雪かきとなり、なかなか貴重な体験をすることができました。
1年に1回ですが、思い切ってスキーをすべることができ、うれしい週末となりました。