戸澤の週報
2019年05月26日
投資の継続
5月にして、全国各地で30度を簡単に超える日になっています。
地球温暖化による気温の上昇が語られて久しくなっていますが、年を追うごとに実感が伴ってきています。
私たち一人一人でできることは少ないかもしれませんが、少しでも温室効果ガス(主には2酸化炭素)の排出を少なくする努力をしなければいけません。
現在のような政治・経済が極めて読みづらい時期には、読んでもしょうがないのかもしれません。
ただ、一つだけわかっていくことは、悪くなった景気は次には好景気を読んでくることです。
時期はわかりません。翌月から一気に回復してくるかもしれません。
逆に向こう1年経っても全く状況が変わっていないかもしれません。
それでも経済は悪くなったら、必ず次のタイミングでは好景気に代わっています。
本当であれば、多くの企業は今こそ投資のタイミングであり、ここを逃す手はないと思います。
しかしながらそれが分かっても、実際にこのタイミングでの積極的な投資を行える会社は非常に少ないです。
昨年や一昨年のようにはいかないかもしれませんが、現在の水準を大きく上回って回復してくることは間違いありません。
特に日本の大手企業は、ここがチャンスとばかりに大きく投資を継続してもらいたいと思います。
今回の経済状況は日本だけの問題ではなく、全世界に影響が出ることは間違いなさそうです。
全世界が委縮しているこのタイミングこそ、日本企業が回復する千載一遇のチャンスではないかと思うのです。
当社もわずかながらでもその一翼を担いたいと思います。
これからは今まで我々が経験したことがないような、変化が待っています。
全ての方策を総動員して、変化に対応し生き残っていかなければなりません。
今後は右肩上がりの経済成長は望めなくなっている今本当に必要なことは「覚悟」だと思います。
人に言われてする覚悟ではなく、自分自身で必要性を感じて持つ「覚悟」のことです。
周りの環境の好転を待つのではなく、今のこの厳しい状況のままであることを前提にして、取り組みを強化する必要があります。
例えばこの経済摩擦によって、20%売上が下がったとしたら、20%以上の会社としての実力値を上げていけばよい話です。(これが簡単ではないのですが)
そんなことができるのも、全社で危機感が持ちやすい、このような時期だからかと思います。
会社の基礎的な力を近道せずに上げていくことは、結局は最大の近道となることでしょう。
今週からさらに歩を進めたいと思います。