戸澤の週報
2018年11月04日
タイ
日に日に気温が下がっております。
夕方の17時にはもう真っ暗になっており、冬の雰囲気が始まっています。
11月は少し暖かい予想が出ているようですが、確実に冬がそこまでやってきています。
そんな日本の気候とは裏腹に、現在でも30℃くらいのタイに先週行ってきました。
タイをはじめとするASEAN加盟国には多くの日系企業が進出しております。
当社の日本のお客様も多くタイに工場を出しております。
最近では日本だけで仕事が完結することが少なくなっております。
日本のお客様が実に多くの国にリスクを分散させて進出しています。
当社としてもこちらの動きについて行かなければならないと考えております。
タイでは昔日本で作っていたものが多く作られています。
タイでの生産品目を見ていると15年前の日本の工場での様子を見ているようです。
タイで多くの製品を作っているからと言って、タイだけで全てが賄われているわけではありません。
日本との関係性、他国との関係性の中にASEANの工場としての位置づけがあります。
タイだけではなく、日本とタイ。そして、日本以外の国とタイとの関係性を良く理解して、当社として何ができるかを考えていく必要があると感じました。
中国から移管されたい製品もあります。
もちろん日本から移管された製品も多くあります。
そして、まだ十分には勉強不足ですが、7000万人近くの人口がいる国です。
今後は自国での電気製品の開発・製造が増えてくると思います。
当然タイ国内向けの需要も今よりも飛躍的に大きくなることが予想されます。
ここに来て思うことは、どの国でもそうなのですが、日系企業の足跡だけを追いかけていても、限界があると思います。
現地を良く理解して、現地向けの商売を切り開いていく事が必要だということです。
タイは比較的親日ですので、日本の会社が商売を大きくしていく事は他の国に比べて可能性が大きいかもしれません。
もっと勉強を進めていき、可能性を探っていきたいと思う出張となりました。
週末は今年最後となる登山に行って参りました。
100名山を定めたかの有名な「深田久弥」の終焉の地として有名な「茅ヶ岳」です。
この山自体は200名山なのですが、深田久弥が下山途中に脳卒中で倒れ、そのまま帰らぬ人となったために有名になりました。
山頂からは大パノラマのはずでしたが、残念ながら本日の山頂はガスで全くの視界でした。
それでも久しぶりの山行は気候も良く気持ちよい一日となりました。