戸澤の週報

2015年08月01日

ジャパニーズビジネスマン

夏が真っ最中です。
いつも行っている公園に行きましたが、あまりの暑さに人っ子一人いない状況です。
恐ろしい程の暑さなので下手に外に出ないほうが正解ですね。

今週は当社の香港現地法人がある香港の仕入先と、中国の華南地域(深セン、東莞)のお客へ訪問してきました。
香港の仕入先は今回は日系の代理店を回っています。
仕入先ではありますが、同業者のため話が良くわかり盛り上がります。
その中で一番印象的だった話は駐在員の赴任期間の話です。
一般的に一度海外赴任しますと長期化することが良くあります。
一度海外へ赴任してしまうと、後任が簡単に見つからないため赴任期間が長期化すると考えていましたが、ほとんどの方は別の意見でした。
それは、自分が日本に帰りたくないから結果的に海外赴任期間が長くなるということでした。
てっきり赴任者は早く日本に帰りたいと思っているのが当然だと思っていました。
現地での勢いのある経済、仕事の範囲の広さ、権限の大きさのどれをとっても海外のほうが日本に比べて任されているところが多く、仕事のやり甲斐に繋がります。
そんな話を聞いていると、ジャパニーズビジネスマンが頼もしく感じました。
最近の日本の学生の海外志向が減少していると聞きますが、実際海外にきて見ていると将来楽しみな逸材が海外に派遣されていますね。将来が楽しみです。

最近の中国華南地域の状況ですが、数が出る生産はヴェトナムをはじめとする東南アジアに逃げて行っています。
同時に円安でキーパーツの調達は日本から送ってくる場合も増えているようです。
いま中国に残っている生産は、中国で販売するものだけが中国生産としている会社が非常に増えています。
香港・中国に出ている日系のエレクトロニクスの会社がこの状況に対してどのような対応策を考えるかが非常に楽しみです。

当社の香港現地法人(核友電子)は現在チュンワンという場所にあります。
昔ながらの町並みと現在が同居したような街です。
少し奥に入ると現地のスーパーがあり、街の雰囲気が良く伝わってきます。
町の人を見ていると本当に元気です。
我々もその元気さをしっかりと見習いたいと思います。
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