戸澤の週報
2014年04月06日
本当に守るべきもの
今年は何回か桜を見ることが出来ましたので上出来です。
普段何気なく通り過ぎていたところが実は桜があり、満開な様子を見るとその場所を見直したくなる気がしますね。
それくらい日本人に取って桜は特別なものなのでしょう。
一般的に守るものがあるということは強さに繋がるイメージがあります。
何も無いときよりも、仕事に対するモチベーションになるのが一般的です。
この場合は良い方向に繋がりますので問題はありません。
問題はこの守るものが既に掴んでいる自分の利益だったり、自分の都合にとって良い事になっている場合です。
自ら厳しい道を選んでまで苦労することを良しと考える人はそれほど多くありません。
自分が厳しい道を選んだら、自分だけではなく他人にも大きな影響がでます。
このことは、人の気持ちを分かろうとすればするほど理解できてしまうので厄介です。
それでもやはり、自分に厳しく高みを目指していくことは大切ですよね。
会社で考えてみると、いくら仕事が楽になったとしても、そこには夢も未来も見えなくなってしまい、会社としても魅力が無くなり、最終的には会社自体が無くなっては元も子も無くなるはずです。
厳しい壁を越える必要があるからこそ、知恵も生まれるし、そこに成長も生まれます。
人として生まれてきた以上は挑戦を諦めてしまったら、そこで人生の時間の時計が止まったままになると思います。
本当に守るべきものは、夢であり、挑戦であり、それが結局は自分と周りの人の、人としての幸せになるのだと思います。
最近はつくづくこのことを強く感じます。