戸澤の週報

2012年03月25日

2012/3/25

3月もいよいよ最終週となりました。
ここに来て東京は少し春の気配を感じ始めました。
まだ春を実感するところまではいきませんが、凍てつく寒さが緩んできたのは感じられます。

2011年度もいよいよあと一週間です。
今年度ラストスパートを全力で行いたいと思います。
皆様も今年度中に済ませたいことがまだあるかと思います。
ご相談頂きましたらご対応させて頂きます。

4月に入れば新入社員の入社の時期ですね。
当社は来年度より3名の新卒入社となります。
今までは全て中途採用でしたので、来年度からは新卒入社が始まり非常に楽しみです。
組織活性化を考えると新卒採用は非常に重要なポジションであると思います。
自分が入社した時には一切そんなこと考えなかったですけどね。
最近は大学の秋入学に連動して企業も秋の入社を検討しているようです。
日本人としてはどうしても春のスタートというのが自然な気がしてしまいます。
世界を見るとそれではいけないというのもわかるのですが。
それはさておき、4月から入社される新入生の皆様に参考になる言葉があります。
「人生は、踏み切る、割り切る、思い切るの三切るだ。
踏み切ったらまずは割り切って一所懸命やってみなさい。
それでダメなら思い切ればいいじゃないか。
君は踏み切ったばかりでもう思い切ろうとしているが、
それはまだ早い。もうしばらく割り切って続けてみるべきだ」
営業の神様と言われた野村証券の元専務、津田晃さんが教えてくれた言葉です。
津田さんが入社した野村証券は、しばらくして自分の思っていた職場とは違ったと感じたそうです。
そこで恩師の先生に相談した時に言われた言葉ということです。
実に深い言葉です。
ここで一番大事なのは割り切るということです。
割り切るということは悪いということに目をつむってとりあえずやれというのではないはずです。
社会人になったばかりのまだ狭い視野しか持っていないことを認め、素直な気持ちで仕事に接しなさいということだと思います。
これができる人間は強いですね。
吸収が早いはずです。
社会人のスタートダッシュはその後の大きな差になります。
ここでのスタートダッシュとは、仕事の成果ではなく「心の姿勢の形成」です。
始めに好ましい心の姿勢(つまり行動の元となる考え方)さえできれば、長期にわたって成長できます。
まずは割り切ることです。石の上に3年といいますが、3年かどうかはわかりません。
人それぞれ必要な時間は違うからです。
その後の思い切るかどうか(つまり仕事をやめるかどうか)は自分の仕事を十分に理解してからにすべきということですね。
私も入社前に出会いたかった言葉だと思いました。
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