戸澤の週報
2007年12月24日
2007/12/24
今年の流行った言葉で「KY」と言う言葉があります。空気が読めないということで場の雰囲気が読めない人のことを指して言います。場の空気を読むと言うのは何も今に始まった話ではなく昔からあったはずです。何で今年になってこれだけ流行ったのでしょうか?恐らくマスコミが流行らせたのだと思いますが、少しの異質でも排除しようとするこの言葉に少し違和感を感じるのは私だけでしょうか?あまりの周囲との温度差は確かに修正すべきかもしれませんが、なんだか完全に横並びを求めてしまうと、突出したアイデアであるとか、他の何かが失われてしまうようでちょっと怖いです。今の世の中、横並び意識は非常に危険に感じます。大きな失敗には巻き込まれないかもしれません。しかし、このポジションを取り続けた最終結果は無難で競争力に欠けた物になりそうな気がするのです。日本の企業は優秀な会社を除き、一般的には変化を嫌い、大きな挑戦を好みません。行政もまた然りです。日本全体の競争力を考えた時に、民間企業の一社一社が高い目標を抱き、大きな課題に挑戦し続け、そしてそれらを行政が裏で支える構造にこそ、競争力を向上させ日本の国益を守れると考えられます。今はまだ小さな会社ですが、当社ができることを考えて、2008年に実行していきたいと考えております。