戸澤の週報
2024年09月07日
俯瞰して考えてみる
朝晩は少し涼しさを感じるようになりました。
あれだけ暑かった夏も、終わりが近づいているようです。
ちょっと前に、長く滞在していた台風も抜けて、青空が広がっています。
このように考えてみると、この世界には永遠というものは、どこにも存在しないと言ってもよさそうです。
しかし、それは分かっていても、意外とその最中にいる時には、そうは考えられないものです。
最近は一つ一つのことに捕らわれるのではなく、思い切って目線を上にあげて、全体を見ることを意識して実行する事が大切な事と、改めて実感しています。
これは俯瞰すると言えると思いますが、俯瞰するには二つの意味があると感じています。
一つは現在を立体と言う空間で捉えることです。
一つのことを一つの面だけを見るのではなくて、その周りや違う面も含めて広く見渡して物事を判断する事が大切です。
表があれば必ず裏があります。
誰かの発言や行動には表面には見えていない、意図や考えがあるかもしれません。
もう一つは時間です。
人は概して現在をベースに思考します。
しかし、今すぐ役立つ事は、将来の自分にとって、身につく力にはならないのかもしれません。
例え、今が大変だったとしても、未来の自分を支える力になるのであれば、今この瞬間は大変だったとしても、やるべき事だという事です。
こうして、時間と空間の感覚で俯瞰的に見えるようになると、今度は自分自身を客観的に捉えられるようになる気がします。
自分を客観的に捉え、今何を考えているか?
何がしたくて今自分は行動をしているのか?
意外と自分ではわからないものです。
自分をきちんと理解できるようになることは、成果を出す上での最低条件なのですが、トレーニングが必要なのかもしれません。
自分を客観的に捉えるために、時間と空間の軸を持って取り組めば良いのですが、これが簡単なことではありません。
20年に渡るの実地での経験が必要なのかもしれません。
しかしながら、これらができるようになって初めて、見えて来る世界があるのことは間違いありません。
とにかく、今の目線から、思い切って一つ上の視座に立って物事を考えてみることによって世界を変えてみたいですね。
全く予想もしていなかった世界が広がっているかもしれません。