戸澤の週報
2023年04月09日
居場所
4月も1週間が過ぎて、新年度が始まっています。
学校では学年が上がり、クラス替えなので新しい環境になっていることでしょう。
社会人はクラス替えはありませんが、異動や転勤などで新しい環境になっている方もいるでしょう。
できるだけ新しい環境を前向きに捉えて、自らの幅を広げて頂きたいと思います。
この時期は引っ越しのシーズンです。
先月私も引っ越しを経験しました。
引っ越しと言うことは住む環境も変わります。
普段何気なく住んでいる自分の家ですが、引っ越しを経験すると、いかに今までの環境が良かったか心の底から痛感します。
事前の準備が十分ではなかったこともあり、久しぶりの引っ越しはなかなかの強敵でした。
今まであったものの様々なものが失ってしまったので、何とか回復させようとします。
人間は体内に入った菌をやっつけようと免疫細胞が働くように、今までの環境を失うと何とか元通りにしようとします。
この動きがあるうちは、全力で環境回復に取組みますので、他のことがなかなか目に入らないことになります。
ここ10年以上の習慣であったとしてもなかなか気持ちが行かずに、実行できないものです。
引っ越しから3週間くらいしてようやく環境が整いつつあることにより、少しずつ周りの物に目が向くようになってきました。
改めて、自分の周りの環境が大切であることを実感いたしました。
同時に、事前の準備がいかに大切であるかも同じく心の底から理解できました。
引っ越しは決めなければいけないことが非常に多く、尚且つ短い時間で決めなければいけません。
ゆっくり考えているといくら時間が合っても間に合いません。
多少完全ではなくても、きちんとひとつずつ答えを出していく必要があります。
このように考えて見ると、引っ越しは普段仕事をしている中で行われている、一つ一つのプロジェクトによく似ています。
なかなか、それだけをやれば良いということではなく、普段の仕事も持ちつつ、プロジェクトの仕事と同時に行う。
そもそも普段から忙しいところに、プラスアルファの課題が来るとそれは難しいものです。
改めて、その大変さを理解しました。
一日も早く落ち着いた生活を取り戻し、前向きなことに多くの時間を使いたいものです。