戸澤の週報
2022年01月22日
ひとり会議
先週は国際展示場(ビックサイト)でインターネプコンに出展していました。
昨年はコロナのため出展できなかったため、2年振りとなりました。
このような環境下でありながら、多くの方にご来場頂けたことを、心から感謝致します。
今週は、人生の価値を上げてくれる、ひとり会議についてご紹介したいと思います。
山﨑拓巳さんの著書である「ひとり会議の教科書:サンクチュアリ出版」で、分かりやすく教えてくれています。
人間が毎日生きていると、実に多くの考えなければいけないこと、決めなければいけないことに出会うことになります。
しかしながら、毎日の忙しさの中で、どうしてもそれらに対して、先送りしてしまうのが人間の悪い癖です。
その結果、常に「重要かつ緊急なこと」に追われる生活になってしまい、自分が本当にやりたい仕事をやることができません。
自分が本当にやりたい仕事が出来ないので、仕事に対しても、ワクワクが見出せずにいることになってしまいます。
このような時に、ひとり会議を取り入れるだけで、状況は好転し、今まで仕事に追われていた状況から、自分から仕事を求めていけるようになります。
そんな夢のようなひとり会議ですが、どのようにやるかといえば、こちらとても簡単です。
まずは、ひとり会議をやる時間を見つけて、「これからひとり会議を行います。」と宣言します。
そして、自分以外の仮想のファシリテーター(司会進行役)を立てます。
その日のテーマが、決めなければいけないことがあるのであれば、ファシリテーターにいくつか質問をしてもらいます。
内容としては「本当はあなたはどちらが良いと思っているのですか?」とか、「どちらをやっている時がたのしいですか?」などです。
人間は客観的に質問をしてもらうことによって、自分自身の考えがまとまるものです。
その結果、今まではギリギリになるまで決められなかったことが、事前に決まっていくことになります。
重要だけど緊急ではない時に決められるようになってきます。
重要だけど緊急ではない時の仕事は、自分なりの様々な工夫ができる余地があります。
そのように仕事を進めて行くうちに、今までは想像もできなかった、アクションが出てくることになります。
正しいと思えることだが、実現が難しいことを、分かりやすい言い方をすれば「だめもと」で挑戦できるようになります。
その中で、いくつかは成功し、実現することも出てきます。
より、自分にとってのワクワクが増えてくることになるでしょう。
私自身、2月には1人合宿を実施しております。
年1回のひとり会議総会に位置するものです。
ひとり会議は、委員会、分科会や、それらのメンバーが集まってする立ち話のような小規模の話し合いをタイムリーにするイメージです。
ひとり会議の良いところは、2分でも3分でも短い時間でも実施可能なところです。
寝る前でも、起きた瞬間でも構いません。
自分なりに決めておかなければと思えた時が会議スタートです。
ご参考になれば幸いです。