戸澤の週報
2021年04月04日
休むこと
この週末でほとんど葉桜になってしまいました。
今年の桜は本当に速足でした。
一瞬だからこそ、多くの人を引き付けているのかもしれませんね。
今の世の中を見ていると、働き方が柔軟になりましたが、よりジョブ型に移行したため、その人の成果が問われる時代になりました。
私もそうなのですが、コロナで移動の多くが制限されたことで、多くの方が従来よりも机の前に座っていることが多くなったことだと思います。
そのことからも一日の予定の件数が今までよりも増えた方もかなり多くいるのではないかと思います。
今回、Linkedinが15900人いる正社員全員に1週間の一斉休暇を取らせることにしたように、企業でも、コロナ禍での燃え尽き症候群をはじめとする、各種リスクに対する対策を取り始めています。
慣れない環境下や、どうしても負荷が多い環境で、一体どのようモチベーションを保っていくことができるか、考え、手を打っていくことは多くの企業にとっても個人にとっても重要事項になってきました。
自分への備忘録もかねて、いくつかのアプローチで考えてみたいと思います。
まず一番に考えられることは、休むことです。
体を休め、脳を休めることは何にも増して重要です。
そして、十分な睡眠時間の確保が大切なポイントですね。
できれば8時間、最低7時間の睡眠時間の確保が一つのラインになりそうです。
休みを取ったり、睡眠時間を確保することができないのであれば、まずは全力でこの部分を解決すべきかと思います。
業務量が多すぎて、人員が不足しているのであれば、何としても人員を増やすか、常務効率を大幅に上げることで、問題解決を図るしかありません。
まずはここからスタートし、業務における「戦略的な踊り場」を作ることによって、休暇を取れる環境を創り、戦略的思考をする余裕を作っていくことが必要です。
これらの問題が解決したら、そこからは王道のアプローチが有効です。
まずは、時間に限りある人生を歩んでいることを、改めて理解することです。
「人生2度無し」をきちんと理解することで、やるべき方向が見えてくるかもしれません。
次に自己肯定感をできるだけ高くすることが必要だと思います。
たとえ限りなく小さくても良いので、目標を立てて、きちんとクリアし続けていること。
そして言われた仕事をするだけではなく、自発的な仕事を行うことで、自分の意思の力が働き、よりやりがいが出てくることもあると思います。
それでも人間の心には、良い時もあれば悪い時もあるかと思います。
悪いことが心の中で強くなっている時には、何でそうなっているのかを、徹底的に考えてみることが大切なのかもしれません。
無理に悪い感情を消してしまうのではなく、なぜそうなっているのか、自分の心にきちんと向き合ってみることが必要のようです。
そして、そんな自分であることを受けて入れてしまうことが良いと思います。
そうやって少しずつ自分自身を知ることで成長が行われていくものかもしれません。
コロナがもたらした別の側面は、自分との向き合い方かもしれません。
今までは何となく生活にある喧騒にまぎれて、向き合う事が十分でなかったのが、多くの時間をパソコンと向き合っているように、同じく自分ともどうあるべきかを向き合わなければいけないのかもしれません。
就職活動以来の「自己分析」→「自分探し」を行う時期が来たようです。