戸澤の週報
2020年02月02日
原点②
急激に寒くなったと思ったら、週の中ごろからは春を思わせる陽気となりました。
ここまで寒暖差があると、体の方もついていくのが精一杯と思われます。
本当の春を迎えるまでは、油断せずに体調に気を付けていきましょう。
コロナウィルスが猛威を振るっています。
深圳がある広東省からは2月9日(日)まで休業規制が発令しており、あと一週間は少なくとも多くの企業にて、活動が大きく停滞することになりそうです。
当社の深圳事務所も2月9日まではお休みを延長させて頂きます。
その後に関しても状況を確認しながらの判断となりますが、1週間ですべてが解決するということは考えづらい環境です。
いずれにしても適時情報を共有させて頂きます。
1週間前の週報に当社の長野物流センターを取り上げました。
当社の根幹をなす貴重な機能であることと、2007年に自前で作った建物であることもあり、非常に愛着があります。
もう一つの私にとっての原点は「営業」です。
現在の私の仕事の中で何が一番好きか?と聞かれれば、躊躇なく「営業」と答えます。
自分の机から、色々と考えて、マーケティング全般での売り上げを上げる方法ももちろんありますし、非常に重要でもあります。
しかしながら、本当にしっくりと来るのは、お客様の生の声を聴いて、良いも悪いも当社のサービスのフィードバックをもらうことです。
そして、現在困っている事を教えてもらい、当社でお役に立てることがないか議論をすることは非常に有意義な時間です。
自分の机で考えていたことと、実際の最前線であるお客様のところに出向き、お客様の実際のニーズが本当に一致しているかを肌で感じることができます。
たいていのケースは机で考えていることと、実際のお客様のご要望は、わずかなずれが存在しています。
このわずかなずれは、思っている以上に大きく、机から考えれているだけでは、乗り越えることができないずれだと思っています。
最近は営業に関する考え方も大きく変わっていますね。
個別に営業に訪問するのは生産性が低いとか、顧客が営業の訪問は望んでいないと言う声を聞きます。
ある一面では間違いではないのかもしれません。
しかし、それらの声は恐らく机から考えている人たちが発していると思うのです。
それくらい、お客様へ訪問をすると、成果を感じるのです。
当社のことをしっかりとご理解いただくこと。
お客様の置かれた状況をしっかりと理解すること。
お客様のご要望をしっかりと理解すること。
その上で当社ができることを上手にお伝えして、何ができるか意見交換すること。
これらはお互いが場を作って目の前で話し合うことよってしか、実現できないことだと思います。
ただ、一つ思うことがあるとしたら、働き方改革の影響で、お客様の短い時間で業務を行っております。
そのため、ただ顔を見せるためだけの訪問、年末・年始の挨拶などの訪問が目的になっている場合は、あまり喜ばれなくなっている気がします。
あくまで、その打ち合わせには「付加価値」があり、お客様の問題を解決できるヒントが必要なことは言うまでもありません。
このような話し合いをお客様と行っている時が自分にとっては一番楽しい瞬間です。
打ち合わせが終わった後に、振り返ってみて、良かったと思える時には、この仕事をしていてよかったと思えます。
これからも、お客様に寄り添い、少しでもお役に立てる会社になりたいと思っています。