戸澤の週報
2019年11月17日
これからの世の中に対応するには
この休みには会社の部活で群馬県の妙義山に行ってきました。
標高の高いところでは葉が色づき始めていました。
岩山で多くの鎖場があり、見晴らしも良く、変化の多い非常に楽しい山行となりました。
この時期の山は、風が吹くと枯れ葉が揺れて、山全体がしばらく賑やかになります。
枯れ葉の絨毯の上を歩くのもまた楽しいものです。
日常の喧噪とは一切無関係な自然がそこにありました。
最近はゆっくりとこれからの当社としての役割を考えています。
急速に進む日本の少子高齢化、人口減少に対して企業が果たす役割はより大きくなるはずです。
さまざまな局面での日本の競争力低下もこのままでは避けて通ることは難しいでしょう。
どれだけ頑張っても残念ながら大きなことは出来ないかもしれません。
しかし私達にしか出来ないことがある筈です。
そのためにはまずは自分たちの得意なこと、そして苦手なことを認識すること。
その上で得意なことはどのように伸ばすのかを決めて、苦手なことはどのように克服するのかを決めること。
いっぺんに全部はできないので、いくつか重要なことだけにフォーカスすること。
そのために必要な知識をしっかりと勉強したうえで、きちんと実践すること。
一人一人のメンバーの特性を活かしてチームを組み、成果を出すための自主性を育むこと。
そのために必要な知識や考え方の研修がなされていること。
誰かが知っていて、誰かは知らない状態を解消して、皆で知識や情報を共有できること。
毎日現場で行われている判断の基準を明確に決めてしまい、決めることに時間をかけない仕組みを作ること。
会社が目指す目標を明確に設定して、その目標に対して各々の部署とそこにいる個人の目標がリンクしていること。
立てた目標が挑戦的で、自分のモチベーションに繋がっていること。
目標に対して定期的な振り返りをする機会があり、目標達成に向けたPDCAのためのコミュニケーションの機会が適正にあること。
これからの世の中に対応していくためには、ただの生産性向上では足りなくなってきています。
劇的な生産性の向上が必要になってきます。
今までの常識を疑って、一桁違うくらいの勢いで改善していく必要があります。
何ができるのかをしっかりと考えてみたいと思っています。