戸澤の週報
2016年05月08日
気持ちの変化
日もいつの間にか長くなっており、同じ時間でも冬と今の時期だとこうも違うのかと改めて実感しています。
GWの連休もいよいよ終わり、これからが本当の年度のスタートのような気がしています。
今回のような長期の休みには必ず終わりが来ます。
休み明けの気持ちについて改めて考えてみました。
私がこの週報を書き始めた、2001年の2月にも同じようなことが書いてありました。
「3連休はうれしいけど、もどかしくも感じる」
今でも全く考えが変わっていません。
休み自体は非常にうれしいのですが、休んでいる間には今進めている仕事の事案が全く進まないのです。
ただでさえ大競争時代で厳しい環境に加えて、ここ最近の不透明な経済情勢を考えると、全く油断が出来ません。
出来得る限りのアクションを一つでも多く重ねて、荒波に備えなければいけません。
当社が所属するエレクトロニクス業界は、業況の浮き沈みが非常にドラスティックです。
今まで良かったかと思えば、翌月には様子が一変して非常に厳しい状況になっていることはよくあります。
多少の不景気が来たとしても、びくとも影響しないような強い収益力を持った会社にならなければいけません。
実際には非常に難しい問題です。
お客様の動向にも影響されず、常に高い販売力を持っている会社とは何なのか?
この景気減退期に逆に強気の投資に入った、鳥貴族、吉野家などの低価格外食の存在がヒントになるのでは?
それでは、これらの企業が取っている戦略をエレクトロニクス業界に当てはめるにはどうしたらよいか?
などなど、考えてはみますが、机上の空論ではやはり答えは出ません。
結局は今、既に行っている戦略に則ったアクションを確実に素早く行っていく事が大切だという結論になります。
その為には、休みの日ではなく営業日でないといけないのです。
やはり基本は心配性なのだと思います。
インテルの元CEOのアンドリュー・グローブ氏も著書のタイトルで「パラナイド(すごく心配性な人)だけが生き残る」という言葉がありますので、それで良いのかとも思います。
どちらにしても、いよいよ年度明けの本格スタートです。
気合を入れて頑張っていきたいと思います。