戸澤の週報
2015年10月25日
仕事の完成形
遠くからでも富士山に冠雪が見られ、いよいよ冬支度が始まっています。
何を焦っても仕様がないのですが、秋にしかできないことをやっておかなければいけない気がします。
今までの自分の仕事を振り返って、どこに問題があるかと言えば「詰めの部分」です。
例えば何か新しく取り入れたいサービスなり、ルールを決めたとして、作ってそれで満足してしまうようなケースです。
作業量としては内容を確定させたところで全体の7割から8割は終了しています。
しかし、実際にその効果を発揮させるためにはそのサービスに関係している社内の部署によって運用上の問題点を洗い出し、解決させ最終的にコンセンサスを取る必要があります。
そしてその次にそのサービスをマーケットに浸透させるためのアクションプランを練り、社内全体での取り組みにまで落とし込んでいき進捗を管理でき、足りない部分の改善を行う体制を作ることが大切です。
ここまでやればその仕事は完成であり、成果が約束されたようなものです。
苦労して一通りまとめ上げてそこで満足してしまっていては、苦労の割に成果が出ないパターンに陥ってしまいます。
頑張っているのだけどどうもうまくいかない場合は、仕事の終わり2割を重視するスタイルに切り替えると驚くほどの効果が出てくる可能性があります。
ここに気が付いたのは本当にここ最近のことです。
結局仕事を知ることは人を知ることに繋がっているのだと思います。
日々是勉強でございます。