戸澤の週報
2002年06月01日
2002/6/1
世の中の職業で「プロ」と名のつく仕事は多くあります。例えば日本でもサッカーの選手、野球の選手などは協会が認める公認のプロですね。歌手、芸術家などは協会ではなく世間が認めるプロと言えるでしょう。このプロと言う言葉は和製英語で正確にはprofessionalを指し、辞書で調べると(1) (知的)職業の (2)専門職にふさわしい とあります。私なりのこのプロと言う言葉の解釈は、(2)の専門職にふさわしいと言うことに近いものとなりますが、「行う仕事によって、関わる人々に対して、感動を与えることができる人(会社)と考えています。確かにテレビに映るようなサッカー選手や、歌手などとは与える感動の質は違うかもしれませんが、我々が関わっている半導体の調達というものを通じてお客様に感動を与えるのがプロであると思います。何も半導体の世界だけの話ではなく、その他のどんな業種においても、仕事に関わっている人(会社)は、プロとして足りていなければならないと思います。感動とは、何らかの行為を受ける側が、自分の予想を超越したサービスを受けた時に感じるものと考えております。自分の予想通りのサービスでは失望こそしないものの、感動を感じることはありません。それらの予想を越えるサービスとは、知識であったり、問題解決能力であったり、誠実な対応であります。これからしばらくはこのコーナーで、弊社が考える予想を超えるサービスと言うものを考えてみたいと思います。本当は、一つ目の知識について御話したかったのですが、スペースの都合上、次週に譲ります。最後に、本情報ですが、山崎 豊子さんの「2つの祖国」を読みましたが、「不毛地帯」続く壮大なスケールの作品でおすすめです。中身は・・・是非読んでみてください。考えさせられます。