戸澤の週報
2007年01月21日
2007/1/21
3日間のインターネプコン終了致しました。毎年の事ながら、多くのお客様とお話をする機会を頂きまして、誠に勉強になりました。昨年に比べ頂く話の内容がレベルアップしていることに気が付きます。部品の入手が困っている事は間違いありませんが、同時に何らかの問題点が付随している事が多いようです。例えば品質だったり、例えば長期的な保管の問題だったり、他には製造上の問題だったりとお客様のご要望が多様化しているのに改めて気が付いた思いです。今までは部品の商社は自分のテリトリの部品の供給をいかにうまく行うかを考えておけば良かったと思います。今の時代の部品商社はそれだけで済むとは考えておりません。例えば、不良解析、スクリーニングなどの品質問題のお手伝いであったり、ジャストインタイムをの遵守のための在庫保有であったりと、従来部品メーカーが行っていたリスクの肩代わりをする事が強く求められているように感じます。同時にお客さんだけではなく仕入先である部品メーカーからも同じことが求められています。これらはもう部品商社という狭いカテゴリにこだわっていては応えていけないレベルまで来ているかもしれません。新たに、こういったカテゴリの商社の名前を考えなければいけないかもしれません。これだけ多様化したニーズをタイムリーに応えていく事は、決して楽な事とは思いませんが、それらの事に真摯な態度手取り組み、一つ一つ答えを出し続けていく事は、これからの部品商社の中で差別化を図っていく事と思います。楽な事ではありませんが、やりがいは十分感じられる仕事だと思います。