戸澤の週報
2001年07月28日
2001/7/28
さて、何週間か続けておりますお客様における御困りであろうことに対する弊社の回答のご報告の最後の1つをしてみたいと思います。
(10)自社の生産計画に親身になって協力してくれる商社がない。
→もし御社が1部上場企業で自社製品を大量に量産している会社でも、そうでない会社でもその会社也の御困りのことはあるかと思います。何十、何百Kという数の量産品の部品調達であればさほど御困りになることはないかと思いますが、量産に至るまでの試作の過程の苦労は共通して存在すると思います。試作の過程では1つ2つの部品を今日、明日に必要になることが多々あります。検査した結果部品がパスしない場合もあるでしょう。パターンを引いてしまった部品が実は入手困難品(もしくは製造中止品)であるかもしれません。このような場合に弊社に声をかけていただければご協力させていただくことを約束いたします。お客様の現場で起こり得るトラブルの例を下記にあげさせて頂きますので以下のような時は是非弊社に声をかけてください。
(お客様が購買ご担当者様の場合)
(1)基板実装時の部品紛失又は破損による急なショート。
(2)急な生産計画の上昇による部品のショート。
(3)発注もれによる部品のショート。
(お客様が設計ご担当者の場合)
(1)急な設計仕様変更による試作部品のショート。
(2)パターンを引いてしまった後に部品が入手困難品と判明した場合。
来週は上記のようなトラブルを回避する為の、「メーカーと商社の理想的な関係」をテーマにご報告したいと思います。