戸澤の週報
2024年03月10日
知らないこと
先週は寒かったですね。
最後の寒波と言われていましたが、昼間は少し春の気配がしてきました。
あと少しの辛抱なのでしょう。
毎日生活をしていると、自分の知らないことに出会います。
その中でも未だに日本語で知らないことに良く出会います。
英語を勉強していて知らない単語があるのは、まあ不思議はありません。
しかし、日本人として長年生活していて、母国語として使っているのに、まだまだ知らない言葉があるのです。
最近知った言葉は「鼎談:ていだん」です。
意味は3人が向かい合って話し合うこと。つまりは3人の会談です。
しかし、不思議なことにこの言葉の意味を理解してしまうと、別の機会でもこの言葉が表れているのです。
そう考えると、今までにも、私の目の前にはあったにも関わらず、気がついていないと言うことでしょう。
目の前の事に興味を持つ余裕がないと、たとえそこにあったとしても、知ることはできないのかなと感じています。
人の心も同じですね。
人が行動するからには、何らかの理由があります。
しかし、その行動はその人のどんな考えに基づくのかを知ることは、表面上からはわからないことが多々あります。
その結果、考えが合わないものとお互いが思ってしまい、コミュニケーションが途絶えてしまうことが、あまりに多く見られます。
この問題に対する唯一の解決策は話し合うことです。
お互いの考えとその背景をとことん話し合うことで、なぜそうしていたのか、相手の立場を理解できるものです。
大きくこじれてしまった場合は、間に1人入れて、鼎談にしてもいいですね。
最近は半導体業界も劇的な変化をしています。
長年業界に携わっているものの、変化を読むことがより難しくなっていると感じています。
本当に知っているわけではなく、知っていたつもりだったのだなと思うことがあります。
神様から難しい宿題を与えられているのだとも思っています。
やりがいのある仕事なので一生懸命に、そして前向きに挑戦を続けていきます。