戸澤の週報
2021年12月26日
時間の価値
真冬がやってきました。
しっかりと防寒をしていかないと、驚くほどの寒さにやられます。
2021年もあと1週間を切りました。
時間の価値とは実に相対的なものです。
これは同じ人間の中でも、1時間を、忙しい時には、あと1時間しかないと思います。
時間がある時には、あと1時間もあると思います。
このように時間と言うのは主観的なものであり、自分がどう考えるかで感じ方が変わってきます。
もし、毎日の生活の中で、月曜日が憂鬱で、金曜日の夜を心待ちにしているのであれば、時間を長く感じているはずです。
そのような生活の中でも、ある時突然に自分の中でやらなければいけないことが明確になり、その内容が簡単に解決できない、やりがいのあるものであれば、どうなるでしょか?
その方はきっと時間を短く感じることになるでしょう。
そのように考えると、やるべきことが明確になっているかどうかは、とても重要なことだと思います。
もちろん自分にとってやりたいことであれば、尚良いことかもしれません。
しかし、最初に第1歩は、自分がやりたいかどうかは別として、目の前に十分にやるべきことがあるかどうかが大切な気がします。
自分が仕事の中で何をやりたいかが分かることは、本当に難しいものです。
中には初めから、自分のやりたいことが明確に分かっている人もいるかもしれませんが、非常にまれなケースだと思います。
自分の仕事に携わって長い人ですら、自分が本当にやりたいことをできている人は少ないと思います。
それでも目の前の仕事に全力で取り組んでいくうちに、全体像がうっすらと見えてきて、徐々に自分の仕事に対する理解が進んでいきます。
少しずつ自分の仕事の意義が理解できてくると、少し興味が湧いてきて、色々と調べるようになります。
より自分の仕事の理解が進んでくると、もっと知りたいことが出てきます。
自分から能動的に好奇心が湧き出てくることには、いつの間にか週末を心待ちにしなくなっていることでしょう。
2021年も間もなく終了しますが、来年はさらに興味の幅を広げていくのと同時に、現在いる場所をさらに深堀して理解を進める1年にしたいと思います。
当社は残り3日となりますが、今年できることはできるだけ今年に済ましてしまい、新たな年を迎えたいと思います。