戸澤の週報
2021年06月13日
打ち放題の罠
湿度が日増しに上がってきているのが分かります。
間もなくしたら梅雨の季節です。
少しでも気持ちの良い晴れの日が続いてほしいものです。
今さらですが、最近気が付いたことがあります。
それはゴルフで言う打ち放題が上達を阻害しているのではと言うことです。
打ち放題と言えば、ボール1球あたりの単価が、時間内に打てば打つほど安くなる仕組みです。
当然ゆっくりと打つよりも早く数多く打つようになります。
一杯打つことになりますので、終わった後も心地よい疲労感があるような気がします。
一見良いことばかりの気がしますが、意外とそうでもないことが多いです。
何回でもできると思うと、問題意識が希薄になってしまいます。
ゴルフで言えば、上達するために気を付ける箇所がいくつかあるはずですが、打つことに夢中になって、どこが問題なのか忘れてしまいます。
読書で言えば、自分の身銭を切っていない時に同じようなことが起こります。
文章はただでさえ読み解くのに集中力が必要ですが、読むことが目的になってしまい、中身が入ってきません。
仕事も、本来は毎日が本番で、そこから様々なものを吸収しなければいけないのですが、ついまた次があるような気がしてしまいます。
そのように考えると、1日が終わり、次の日にまた来る1日とは当たり前のものでは決してないと思うべきだと思います。
1日の集合が1年であり、目の前の一瞬の集まりが今日であるわけですね。
時間を大事にすることは1日を大事にすることであり、目の前の一瞬を大事にすることです。
森信三先生が言われていた「人生2度無し」の一文がここでも出てくるわけですね。
全てのものを窮屈にしてしまうことではなく、目の前の一つ一つを大切にするという意味で、時間の過ごし方をもう一回考えてみたいと思います。
まずは打ち放題を一回やめてみたいと思います。