戸澤の週報
2021年02月28日
初心を保つこと
暖かい日の後には、寒い日が戻ります。
今年もまた三寒四温となりました。
多くの受験生の長い戦いが終わった時期でもあります。
昨年度の12月で、20周年を迎えて思うことは、まずは良く生き残ったなということです。
おおよそ5年に一度は大きな危機がやって来ます。
会社によって危機のタイミングは少しずつ違ってきますが、リーマンショックのように、全業種に大きな影響を及ぼす危機もあれば、米中貿易摩擦や今回みたいなコロナのように、業者によって影響の大小がある危機もあります。
毎回危機を迎えて思うことは一つです。
普段から危機に備えて対策ができていれば、こんなに苦労しなかったのだろうなということです。
人も会社も厳しい時を過ぎてしまうと、すぐに忘れてしまいます。
まるで、学生の時に試験が終わると、また遊んでしまうようです。
大切なのは、例え環境が悪くなっても充分にやっていけるだけの力をつけることです。
言うのは簡単ですが、この先、生き延びていきたいのであれば、必ずクリアしていかなければいけないテーマです。
そのことを考えるていると、結局最後に戻って来るのは、初心です。
誰もが、1番初めは一生懸命に頑張ります。
それでも、少しでも結果が出て来ると油断してしまい、いつの間にか忘れてはいけない何かを無くしてしまうのだと思います。
大袈裟に言えば、初心さえ忘れなければ多くのことはうまく行くのではないかと思います。
しかし、初心を忘れないことは簡単なことではないですね。
人間に備わっている習性に逆らうことですからね。
そう考えると、成長を続けている会社は初心を忘れていないと、ほぼ同意義であると言っても良いのかもしれません。