戸澤の週報
2019年12月23日
学び
街はクリスマス一色ですね。
今年もあといよいよあと一週間ばかりとなりました。
ここに来てようやく年の瀬のような気がしてきました。
2019年、令和元年ももう終わりなのですね。
ここ最近振り返って考えてみると、読書の時間が限りなく少なくなっていたと反省しています。
いくつか言い訳は思いつきますが、やはり言い訳は言い訳です。
読書の良い所は、読書から得られる知識や見識であるのと同時に、自分自身と向き合う時間を得られることです。
多くの人の人生の一端に触れることで、弱い自分自身と向き合い、これではいけないと激励を頂きます。
人は内面のケアを怠ると、徐々に(もしかしたら直ちに?)易き方になびいて行きます。
2020年は同じ反省をしなくて良いように過ごして行きたいものです。
先週学んだ詩です。
君看よ双眼の色 語らざれば愁なきに似たり
江戸時代の白隠という禅僧が作者のようです。
意味としては
「あの人の眼を見てみなさい、何も語らなければ何の悲しみも無いように見えるでしょう。」です。
そして、その眼の奥には深い悲しみが秘められていると解することができます。
どんなに立派で多くの業績を残した人で、堂々たる人生に見えたとしても、深い悲しみに全く触れずに生涯を終えることは難しいことでしょう。
この詩を愛した人は多く、作家の芥川龍之介や太宰治もよく作品に引用したようです。
多くの人生を学ぶことは、自分の人生を太くしてくれます。
学びを自分の生活の中の一部とできることを、2020年に向けた抱負にしたいと思います。
当社は今月21日で19歳となりました。
次はいよいよ成人式です。
当社だけの付加価値を持ち、皆様に貢献できる会社になって行きます。