戸澤の週報

2019年10月05日

初心に帰る

またもや日本ラグビーはやってくれました。

サモアにも勝ち3連勝です。本当に励まされます。

次回はスコットランド戦です。

次なるレベルに向けて挑戦してほしいと思います。

 

相変わらず、米中貿易戦争が継続しており、はっきりしない経済状況が続いています。

昨年末位から経済が変調してから、既に1年近くが経っています。

企業にとって非常に厳しい時期となっていますが、このタイミングで一度初心に帰ってみることが必要だと思っています。

 

当社を創業した時に一番初めに学びを受けたのが、松下幸之助さんです。

実に多くの書籍が残されているため、多くのことを学ばせてもらいました。

過去の大きな危機で考えてみると、今回の米中貿易戦争を除くと、2008年のリーマンショックが記憶に新しいところですが、100年のスパンで見てみると、実に多くの危機があったことが分かります。

ウォール街大暴落(1929年)、太平洋戦争(1945年)、ニクソンショック(1971年)、ブラックマンデー(1987年)、日本バブル崩壊(1991年)、アジ通貨危機(1997年)、ITバブル崩壊(2001年)、リーマンショック(2008年)。

松下さんはどんな危機にあっても、最高の熱意を持っている必要があると言われてます。

そして、どんな窮状に陥っても、悲観はしないことが大切であるとあります。

熱意を持って悲観せずにやるべきことを無駄なくやることが危機脱出のポイントであるようです。

「好況良し。不況はさらに良し。」とは松下さんの名言の内のひとつだと思います。

好況期には気が付かないことも不況期であれば気が付き、直すことができるため、不況期こそ成長のチャンスであるという考え方です。

この言葉を初期から知っていたからこそ、不況にも慌てずに対応できた部分がある気がします。

 

まだまだ米中の問題は解決しないのかもしれません。

もはや過大な期待はせずに、現状を前提として会社運営を考えていく必要がありますね。

松下さんの教えてに従って、今だからこそ静かに冷静に会社を見渡してみて、やるべきところをしっかりとやり切り、大きく成長するためのチャンスにしていきたいと思います。

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