戸澤の週報
2019年03月30日
2018年度終了
関東地方は桜が開花しました。
桜は咲きましたが、この時期の割に寒い日が続ています。
来週も寒波が来るようです。覚悟しておきましょう。
2018年度が終了しました。
前半が絶好調で後半が絶不調と非常に落差の大きい一年となりました。
夏くらいから少し怪しくなってきて、11月12月が大きな潮目になっていたようでした。
それでも無事に1年間終わることができたことは非常に有り難いことです。
支えて頂いたお客様や仕入先の皆様に感謝致します。
松下幸之助さんの本に「不況もまた良し」があります。
松下さんご本人の執筆ではなく、津本陽さんのものです。
好況の時に製品が売れるのは当たり前ですね。
しかしひとたび不況に入ると、消費者は財布のひもを厳しく締まり、より良いもの、安いものを購入するために吟味し出すようになります。
そうすると、本当に良いものであれば、より売れることになると言う考えです。
松下さんの様に不況もまた良しとは簡単には言えませんが、私なりに感じるところもあります。
不況でなければ気が付けないところがあると言う事です。
不況時でも選ばれる会社になるためにどうしたらよいのか?
むしろ不況時だからこそ選ばれる会社になるにはどうしたらよいのか?
このテーマに関する答えを出せることは、会社としてのうわべではなく、基礎的な力を上げていく事に他ならないと思います。
それは、組織をどう育てていくか?組織を構成している人をどうやって育てていくか?
最後はここに行きついていく気がしています。
確かに良いサービスを作っていく事も大切です。
使いやすいWEBサイトを作ったり、取り扱いのサインナップを拡充していく事も非常に大切です。
営業拠点を増やして顧客のサポートを強化したり、生産性を向上させて効率を上げた分、顧客サポートの時間を増やしていく事ももちろん大切です。
しかし、それらのことを全て実行するのは人であり、組織であります。
人が育ち、組織が育てば、できる事が増えてきます。
同じことをやっていても、得られる成果が変わってきます。
成果はまた別の成果を呼び込む、魔法の杖のようなものです。
強い組織とは、本当に必要なことにきちんと時間をかけて考えることができる事だと思います。そして本当に必要な事とは、ドラッガーさんが言う、会社の目的である「顧客の創造」であり、「顧客満足度の向上」であるかと思います。
2019年度は人と成長と組織の成長に大きくウェイトを置いて、大きく成長したいと考えております。