戸澤の週報
2018年10月07日
松下さんの言葉
3連休に入っています。
日本は本当に連休が多い国となりました。
観光消費を狙ってのことだと思います。
関係者の方々は飛び石ではなく、3連休になるだけで全然違うのでしょう。
自宅の壁に掛かっている松下幸之助さんの言葉に、
「人間は行きづまるということは絶対ない。行きづまるというのは、自分が行きづまったと思うだけのことである」とあります。
毎日仕事をしていると、今まで比較的うまく行っていたことが、全くうまく行かなくなり、長期に渡り成果が上がらなくなる時があります。
特別今までとやり方を変えたわけではないのですが、なぜかうまく行かないのです。
始めは何か一時的なものですぐに戻ると思っていますが、しばらくうまく行かないと、うっすらと一時的なものでないと気が付きます。
それでもまだどこかで環境のせいにしてみたりします。
それでもうまく行かないので、一通りの対策を打ちますが、なおもうまく行きません。
そうしますと「打つ手なし」と行きづまったと思い、なかばギブアップしてしまいます。
そのようなことがあり、色々と考えているうちに気が付いたことがあります。
それは、今までのやり方で成果が出る部分は全て終わってしまっているということです。
ある特定なアクションプランから得られる成果は無限大ではなく、いつかはその成果に限界を迎えます。
しかしながらそこに気が付かず、今までの様に右肩上がりにならないことを一時的なものや、他の何かのせいにしてしまい目を伏せてしまっていることがあります。
これは単に、既に今までのやり方は通じなくなっており、これ以上のところに行きたければ、より「元を強くする根本的なアクション」が必要になっている時期であるアラーム信号です。
元を強くするためにはいくつかアプローチが考えられます。
その中で、人のスキルを向上させた上で、フローを見直すことはとても大切なことだと実感しています。
成果が出ていない現状を良く分析し(なぜなぜ分析)、本当に足りないことろを導き出して、そこに対して必要なフローを組み込んであげることで、今までとは違った成果が上がってきます。
行きづまったと思わなければ、そこで考えることをやめずに、本当に成果の出るアクションにたどり着くまでやり続けるために、結果いつかは成果が出るという構図だと思われます。
これからも多くの行き詰ったと感じることがあるかと思います。
それでも「行き詰ったと思わない」と言う考え方が未来を変えてくれるかもしれません。