戸澤の週報
2016年12月04日
生産性向上
師走の月はイベントが盛りだくさんです。
無事に年越しをして2017年度を気持ち良く迎えられるかどうかは今月に掛かっています。
しっかりと乗り切りたいと思います。
最近は生産性について勉強しています。
企業が強くなるために色々と方法論があるように思われますが、実はそれほど多くがあるわけではありません。
今まで様々なトライをしてきて、これは効果があるなと感じているのは「生産性向上」です。
生産性とは同じことをやるのに、少しでも時間投入の合計を少なくできれば生産性が高いという事です。
逆に同じことをやるのに時間が多くかかったり、人数を多く投入すればそれは生産性が下がったという事です。
企業の提供する製品やサービスが、顧客に届き、売り上げを頂き、そこから利益を頂くわけですが、生産性が高い組織は同じ売上、利益を得るのに他の会社より20%も少ない人と時間でできてしまうわけです。
この会社と戦おうにも企業としても基礎的な体力が大きく違っていると言えそうです。
生産性とは会社の基礎的な体力に繋がる非常に重要な要素です。
ものづくりの生産性ももちろん大切な要素ですが、むしろ日本企業が苦手なのはものづくり以外の生産性です。
経営層を始めとして、製造以外のホワイトカラーと呼ばれている全ての部署が対象です。
海外の企業を見ていると、この生産性を徹底的に上げることに大きく力を掛けています。
その為、製造の一分野で例え日本企業が勝ったとしても、全体では負けてしまう事になります。
現在の大競争時代では我々が戦っている会社は国内の会社だけではなりません。
むしろ、海外の会社と戦う事の方が多いのではないでしょうか?
国内の会社は長い間に、ライバル会社と言えどもうまくすみ分けができている可能性が高いです。
反して海外の会社とはまともにぶつかるため、しっかりとした対策が必要になるはずです、
会社の体力に当たるこの生産性を最強にするのが、2017年度の大きな目標になりそうです。
それまでにもできることから少しでもやっていきたいと思います。