戸澤の週報
2016年11月26日
元気を無くさない薬
11月に雪が降ったのは54年ぶりで、積もったことは明治8年(1875年)からの観測史上初という事です。
何もそんなに急いで冬が来ることはないと思うのですが、いよいよ冬のスタートです。
この週報を読んで頂いている方から時々、落ち込んだ時に読むと元気が出ると言って頂けます。
非常にうれしい限りなのですが、この週報はそもそものスタートは信用調査の補完から始まっています。
創業当初はどの信用調査会社で調べて頂いても点数などついていませんし、取れる情報もありません。
その為、少しでも参考になればと思い書いたのがスタートです。
そこから15年以上が経過して、今では位置づけが少しずつ変わってきました。
今でも変わらず当社のことをご理解いただくためと言うのは変わりませんが、何より週一回お話をまとめることで、自分自身の考え方がクリアになり、とても助かります。
自分で書いていても、自分自身がこのように考えていたのか不思議に思う事もあります。
そんな文章で少しでも皆様のお役に立てているのであればうれしい限りです。
元気が出るための言葉は難しいのですが、元気を無くさない為の方法であれば少しだけお話しできます。
それは、「緊急ではないが重要な仕事」から先にやる習慣を身に着けてしまう事です。
同じ重要な仕事でも緊急になっているという事は、長い時間放っておいてしまったからです。
一度緊急になってしまうと、全てを止めてその仕事に取り組まなければいけません。
そして、その仕事に取り組んだとしても、成果として期待はほとんどできずに、何とかやり過ごすので精一杯です。
この状態が続くと、仕事上でミスが出たり、抜けが出てきます。
そうしますと必然的に周囲から叱責を受けたりすることでプレッシャーを感じることとなります。
逆に緊急でない内に行っていると、自分のペースで仕事を行うことができて成果が出やすいです。
仕事が自分の管理下でできるという事は、予想以上にストレスがかかりません。
当然、成果に繋がりやすい根本的な改善や取り組みを行うことができるため、好循環となります。
人から感謝されることも増えるために、自分自身の仕事に誇りを持ちやすくなります。
その結果、元気で居続けることが容易になります。
これが「元気を無くさない薬」だと思い、日々実践しています。
ただ、実際には仕事も難度を上げて次々に来ますので、常に自分自身もレベルアップしなければいけません。簡単にはいかないものです。