戸澤の週報

2016年09月04日

人間の習性

8月が終わりました。
夏が終わってしまったこの感じが、なんだか少し寂しさを感じさせます。
夏はもう1年先までないんだなと、当たり前のことを考えてしまいました。
秋は秋で魅力のある季節ですので、楽しみたいと思います。

ここ最近の繁忙から少しだけ落ち着きが出来たため、今週は自分の生活を見直してみました。
様々な書物を見ていると、よく目にする内容が、例えば以下のような表現です。

守られていることには鈍感で、意にそぐわないことには敏感。

家の三浦綾子さんはこのように表現しています。

「九つまで満ち足りていて、十のうち一つだけしか不満がない時でさえ、人間はまずその不満を真っ先に口からだし、文句いいつづけるものなのだ。
自分顧みてつくづくそう思う。
なぜわたしたちは不満を後まわしにし、感謝べきことを先に言わないのだろう。」

私自身も自分の生活の中で、何か一つでも問題が発生すると、そのことだけに目が行ってしまいがちです。
しかしながら、どれだけのことが既に満たされていているのかに目を向けることがどれだけ大切な事かという事が分かります。
既に自分にある物をしっかりと理解して、それらを力に変えて起こった問題に全力で対応することができれば、結果的にはうまく行くような気がしています。
これらもやはり「謙虚」であることに通じている気がしました。

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