戸澤の週報

2016年01月24日

鍛錬

冬らしい日が続いています。
寒くならないと困る人も多くいるはずですので、やはり寒い時には寒くなってもらわないと困ります。
ここから1か月は1年で一番寒いときですね。
暖かい春を励みにこの厳しさを乗り切りたいと思います。

相撲界に大きなニュースが入りました。
大関・琴欧菊関が日本人で10年ぶりとなる優勝をしました。
実に長い間日本人の優勝がなかったのですね。
私は琴欧菊関を詳しくは知りませんが、優勝インタビューの中の話を聞いていると「努力の人」とお見受けしました。
インタビューの受け答えも実に初々しく、新しい風を吹き込んでくれることを楽しみにしたいです。
宮本武蔵は稽古の鍛錬について以下のように述べています。
「千日の稽古を鍛とし、萬日の稽古を錬とす。」
この考えから行くと、鍛錬とうたえるのは1万日修行して初めてということになります。
1万日とは約27年です。
自分自身はこの業界に1997年に入っていますが、10年以上足りていませんね。
最近のますます高度化する問題解決を前にして、自分自身のさらなる成長の必要性を痛感しています。

そんな中、12月の半導体製造装置のBBレシオが「1.2」となりました。
待望の「1」越えです。
いつまでも続く順境がないのと同じで、いつまでも逆境が続くこともありません。
これから春にかけて少し状況が好転する予感です。
我々の業界はここ半年くらいは厳しかったので、この動きには期待したいところです。
本当は業界の需要動向に左右されないくらい強固な営業力があれば、それが一番なのだと思いますが。


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