戸澤の週報

2015年07月05日

ありがとうの反対

梅雨らしい天気が続いています。
場所によって気候の違いが大きいことと、クーラーで思いの他寒かったりで服の調整に困る季節です。
着では後悔することが多いのですが、上着を持っていくだけで大変なのには困ります。
難しい季節です。

今日は先週学んだ言葉をお伝えしたいと思います。
「ありがとう」の反対の言葉は何ですか?という質問に対して、しばらく考えてみましたが、わかりませんでした。「ありがたくない」「感謝しない」などが浮かびます。
その方は「ありがとう」の反対語は「あたりまえ」だと言われていました。
その通りだと思いました。
すべての事象を考えると、当たり前のことなど本当はないことは既に我々も分かっています。
ささやかに見えることも実は本当に有難く、そう有ることは感謝すべきことです。
ところが人間の悪い癖で、目の前にあることは、そうあることが当たり前で意識して感謝することを忘れてしまいます。
そのため、本当に大切なことが何かということを忘れてしまうことが度々あります。
今回のギリシャの一連の流れを見ているとなんだか不安になって来ますが、最後には人間の良心が勝ち残っていくことだと思っています。
今週のテーマは我々が考える幸せに繋がっていくことになると思います。
幸せとは本当に身近なもので、気が付きづらいものなのかもしれません。
幸せを考えると自分ひとりで感じられる幸せとは本当に少ないことに気が付きます。
誰かと一緒で感じることが多いのが幸せの特徴なのかもしれません。
そして幸せとは放っておいて続くものではなく、続かせようと努力が必要なもののような気がします。
幸せとは「ありがとう」の意味を分かることと同じに考えて良さそうです。

今週も半導体業界のお話ができませんでしたのでまた来週にさせてください。

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