戸澤の週報

2015年01月25日

イノベーション

厳しい寒さが続いています。
依然としてインフルエンザが流行っているようです。
かからずに済むのであれば越したことはありません。
できる限りの予防を心掛けたいものです。

「イノベーション」という言葉があります。
日本語に直すのであれば「革新」とか「刷新」という言葉が当てはまるでしょうか?
いずれにしても、「短い期間」で「誰もが思いつかないアイデア」を事業化するイメージがあります。
果たしてそれは本当のことでしょうか?
受け取る側は、発表された製品やサービスをある日突然知ることになります。
しかし、提供する側はかなり前から取り組んでいているのではないでしょうか?
最初からイノベーションを起こそうとするよりも、今やっていることの改善の延長線上が、気が付いたらイノベーションになっていたというのが正しい形のような気がしてきました。
「誰もが思いつかないアイデア」とは確かに強いのかもしれません。そこから実際に製品化(サービス化)して本当に世の中を変えてしまうこともあります。(これを天才型と呼びます)
しかし、「誰もが思いつかないアイデア」は世に発表された時点で、周知のものとなり、そこからは同様の製品やサービスが出てきます。
そこで、アイデア自体は従来のテクノロジーや、別業界では普通に行われていることなどを参考にして取り込んで、そこからはお客様のご要望をしっかりと取り入れて改善を繰り返していくうちにいつの間にか、1つや2つではない、誰にもまねできない取り合わせになっていて、気が付いたらイノベーションになっているのではないかと思うのです。(これを努力型と呼びます)
自分自身のタイプを考えると、この努力型のイノベーションしかできないので余計そう思うのかもしれません。
ただし、天才型にしろ努力型にしろこれと決めたことに対して、決してあきらめずにやり続け、やり切ることが必要なことはいうまでもありません。
折角世に生を受けたからには一つでも多くのイノベーションを起こし、世の中のお役に立ちたいと最近は強く思うようになりました。

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