戸澤の週報

2014年12月14日

足るを知る

すっかりと街は冬模様となりました。
厚手のコート無しで外出することは最早できません。
冬には冬の良さがありますので、満喫したいと思うのですが、もう春が恋しくなっています。

先週は突然の強烈な歯痛に見舞われました。
あまりの痛さに悪寒が走り、夜も眠れないと言う経験をしました。
生まれてはじめてラーメンの麺柔らかめを頼みました。
週末ようやく薬が効いて直ってきましたが、ここまでの痛さは初めてです。
改めてご飯を普通に食べれることの有り難さを学びました。
普段頑張って仕事できるのも、様々なものが普通の状態であるからこそであることに改めて気がつかされました。
例えば今回のように強烈な歯痛になっているときには、他のものはどうなっても良いから歯だけ直ってくれれば良いと思うものです。
しかし、実際に直ってしまうと、状況は変わってきてしまい、あれば欲しい、これが欲しいと言うことになってしまいます。
「足るを知る」と言う言葉があります。
人の欲望は限りなく際限が無いもので、どこかで満足をして今あるものを大切にしていくこと。無いものではなく、あるものに目を向けていくこととも言えそうです。
そのように考えていくと普段あって当たり前と考えていることこそ、本当に大切なものだと気が付いてきます。
結局このことが大切なものをしっかりと大切にすることができ、そして大切なものに自分が守られる人生になるのではないかと思いました。
今回の経験を活かしてこの先も生きていければよいなと思った次第でございます。




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