戸澤の週報
2014年10月13日
やっていて楽しいこと
先週に続き同じようなコースを辿っています。
前の台風で大きな被害が出た地域にとって大きな問題です。
ただ無事を祈るだけです。
秋の尾瀬に行って参りました。至仏山への山行です。
心配していた台風の気配も無く快晴の一日でした。
山に登っているとつくづく思うことがあります。
それは、「なんでこんなに苦労してまでわざわざ登っているか」ということです。
前日が遅くまで仕事があっても、朝の5時に出て、きつい登りを数時間行い、疲れた体で何とか下山して、次の日筋肉痛に苦しんでいる。
文章にしてしまうとなんて不条理なことをしているように見えます。
しかし、山登りが好きなので、やっていて楽しいと感じられるのです。
つらいことがあってこその、すばらしい景色や達成感なのだと思います。
仕事にしても、しなければいけないことと、やっていて楽しいこととあるかと思います。
できるだけ「やっていて楽しいこと」を増やすことがとても大切です。
そのためには、仕事を選り好みすると言うわけではなく、むしろ「しなければならないこと」を全力で取り組むことで、「しなければならないこと」を味方につけます。
そして、その内のいくつかを「やっていて楽しいこと」に変えてしまうことができればこっちのものです。
自分の生活を「やっていて楽しいこと」で満たすことができたら幸せなことだと思います。
嫌だなと思っている仕事でも、熟練してくると今まで見えなかったその仕事に対する深みが見えてきたりするものです。
意外と自分の「やっていて楽しいこと」を正しく把握することは難しいので、これを正しく把握することから始めてみたいと思います。