戸澤の週報
2013年03月17日
自由競争
正式な参加にはもう少し時間が掛かりますが、今回の表明は歴史的な第一歩であると言えそうです。
まずは日本の中で歴史的になり、遂には世界史の中での歴史的に繋がることを期待します。
国論を二分する難しい問題であるかと思います。
しかし今回の判断はこれから日本が成長するために何が必要であるかを考えた結果であると思います。
当社を取り巻いている環境はもうずいぶん昔から自由競争になっています。
海外製の半導体には関税は基本的にはありません。
しかし、代理店の商流は存在しており、あるお客様へは、ある代理店からしか納入できない仕組みになっています。
この、仕組みも近年弱ってきています。
国内代理店同士の競争と言うよりかは、海外資本との戦いの方が目立ちます。
圧倒的な資金力を背景に日本の代理店に様々な角度から攻撃を仕掛けてきています。
厳しい競争をしている最中に、肝心の顧客である日本企業の競争力が低下してきています。
ここから先は自力で勝負しなければいけません。
幸い当業界は最初から保護してもらうことなどの考えなく自立しています。
どこで戦うのかを明確に決めて、そこに集中することが必要だと考えています。
当社が14期目を迎えて学び取ったことは、「成果は簡単には出ない」と言うことです。
「正しいことをぶれずに継続して行うことが出来るか?」このことが最大のポイントであるはずです。
途中成果がはっきりと表れず、自信を無くすことがあったとしても、そこからが本当の勝負がスタートです。
来年度は大きな成果が出せるようにと来年の計画を立てながら誓うのでした。