戸澤の週報
2012年11月18日
改善について
長野では初めての積雪を経験しました。
残念ながら秋は既に終わり、冬に入ったことを認めなければいけないようです。
ちょっと前までは食欲の秋とか言っていたのですが、季節は移ろいました。
今私が取り組んでいる仕事の大きなひとつに、長野物流センターの効率改善があります。
2007年に竣工以来、保管在庫数、一日当たりの出荷件数は飛躍的に増加しました。
大枠の枠組みを初めに決めて、その後小さな改善は常に行ってきました。
この大きな環境の変化のタイミングで、思い切って根本的な改善に着手しました。
半セル式からスループットを重視したライン式へ切り替えを行いました。
詳細はここでは割愛しますが、かなり時間をかけて考えました。
ご興味がある方はお問い合わせください。
動線を変更し、スペースの再活用を実施しました。
必要なものはすぐ近くに配置して、一歩でも移動距離を削減する。
わずかな経費を削減するために、多くの時間を犠牲にしている作業がありました。
思い切って、経費アップにはなりますが、時間削減になる方法を採用します。
全ては1人の時間当たりの出荷件数と言うスループットを最大化するために。
この目標のために丸一日全力で対応しました。
一日目の作業は従来の方法と違いが多く一部混乱したため、大きな成果は出せませんでした。
しかし、これからさらに改善されることで効果が期待できます。
このことも良かったのですが、私が一番うれしかったのは当社社員の会話にありました。
社員がみんなでここをこうしたら良いとか、このやり方だとここがまずいと言った話が活発に交わされていました。
改善はその場だけで終わるものではありません。
継続して初めて効果が最大化されます。
私ができることはそのきっかけを作ることです。
もっと勉強をして、本当に効果が大きい方法を学ばなければいけません。
これからが本当に楽しみになった一日でした。