戸澤の週報

2012年10月14日

心と体のメンテナンス

街を歩いているとどこからか金木犀の香りがしてきます。
金木犀の香りは秋が深まってきた証です。
ちょっと前まで暑さがどうしようもなくつらかったのが、ウソのようです。
今年はあまりに急に秋めいてきたので、多くの方が体調を崩しているようです。
食欲の秋です。一日でも無駄にしたくないですよね。

今読んでいる司馬遼太郎の「坂の上の雲」に書いてあったことが印象的です。
軍艦などの船は出航してある一定の期間が経つと、その性能を発揮することができなくなるそうです。
それは牡蠣などの貝が船の下のびっしりと付き、本来の速度を出すことができないということです。
その為、船は必ずドックへ戻って調整するということです。
戦艦のように戦うことを目的とした船ですら、いつまでも連続して戦うことはできないそうです。
翻って人間はどうでしょう。
ウィークデイのオンタイムは全力で仕事に取組みます。
しかし、全力で取り組むためには、船と同じで人間にもメンテナンスが必要です。
土日の休みは人間が自分のドックに帰港している時間なのですね。
心と体に休みを与えて、次の仕事に向けて備える。そんな時間です。
つまりはいかに質の高いメンテナンスをできるかによって次週の成果が変わってくるということでしょう。
最近つくづくメンテナンスの大切さを感じます。
皆様はどのように心身のメンテナンスをされていますか?
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