戸澤の週報

2012年06月10日

2012/6/10

先週は出張で関西に行っておりましたが、行った日に関西が梅雨入りし、戻りの日に関東が梅雨入りしました。
これからしばらくは、憂鬱な雨の季節になります。
この雨の季節を楽しく過ごせる方法をご存知の方が居たらぜひ教えて頂きたいものです。
梅雨も嫌なのですが、この時期を抜けるといよいよ真夏がやってきます。
会社は今月よりクールビズが始まっており、冷房が28度設定です。
既に暑さとの戦いは始まっています。

三浦しをんさんの「舟を編む」を読みました。
辞書の編集というものを分かりやすく書いてあります。
分かりやすく書いてあるだけで、決して楽なんてものではなく、編集者達のとてつもない苦労が分かります。
個人的には日本語の使用に関しては非常に大切にしています。
ただ、この本を読むと自分の考えの薄っぺらさに気が付きます。
このお話は岩波書店のかの有名な「広辞苑」をモデルとしています。
辞書の紙へのこだわり。言葉を説明するということに対するすさまじいほどの情熱。
全ては辞書編纂という我々からはちょっと日常から離れている方々の情熱を垣間見れることができました。
読み終わると、辞書を改めて手に取り中身を吟味してみたくなります。
良く「寝食を忘れる」という言葉があります。
もちろん意味は簡単にわかります。
しかし自分の仕事を振り返ってみると、そこまで情熱を燃やしてできているかまだ疑問の余地があります。
自分の情熱をもっと燃やしていき、強い気持ちで仕事に取り組みたいと思います。
そんな応援をしてくれている本でもありました。
皆様にもおすすめです。
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