戸澤の週報

2010年10月12日

2010/10/12

すっかり秋になりました。
人間の記憶などあっさりしたもので、あれだけ暑くてもがいていたことも、だいぶ昔の事のように思えます。
この3連休で皆さまはどこに行ったのでしょうか?気候もまさに観光日和でしたね。
私はあまり遠出はせずに池袋付近をうろうろとして連休が終了しました。

その目的の一つに「POP」を扱うソフトを求めに行きました。
親戚の家がお肉屋さんをしています。
今回生まれて初めて「試食モニター」を頼まれました。
新製品の味の感想とその他問題点に関するテーマだったのですが、折角ですのでちょっと考えてみました。
半導体を販売するのと当然見せ方は変わってきますが、もしかしたらある程度共通するものもあるのではと感じました。
完全な「B TO C」のマーケットでお客様は家庭の主婦が中心です。
今回はマーケティングまでのお手伝いはできませんが、結局のところお客様を知らずして有効な手は打てないということです。
逆に言えば、お客様のニーズさえつかむことができればきっと支持されると思います。
肉屋さんの競争相手は、隣町のお肉屋さんだけではありません。
魅力的な食品を置いている全てのお店が競争相手です。
お店目線に立つと肉屋同士の戦いですが、お客様目線に立てば献立を考える時に既に戦いは始まっています。
主婦の方は、味、価格、店員のサービス、場所、品質など様々な要素を頭の中にいっぺんに考えるはずです。
そして、何を買うのか決めるはずです。
そして、その時のポイントは、「お客様に決め手となる根拠を与える」と言うことだと思います。
ただの、メンチと言うよりは「肉汁50%増し、ジューシーメンチ」とか、何かきっかけを与えてほしいものです。
自分の選択に自信を与えてくれるものが重要です。
特に毎日の事ですから、そうそうは絶対にこれと言うことはないものです。
我々の昼ごはんも外食ですと、毎日考えることが嫌になりますので同じです。
そんなところに食べ物屋さんのヒントがあるように感じました。
十分にお手伝いはできないのですが、少しでも良い店作りのお役にたてたらと思います。
きっと半導体にも生きてくるはずです。
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