戸澤の週報
2009年01月12日
2009/1/12
毎年言っている気がしますが、12月まではまだまだ本当の冬とは言えないようです。
1月に入ってからの体感気温は、12月までのそれとは全く違います。
これが本当の冬の気候だという事でしょう。
今までも十分厳しいと思っていましたが、実際にはもっと厳しい冬が待っていたという事です。
この話は、今の経済に当てはまってしまいそうで、非常に嫌な感じです。
昨年も十分厳しいと思っていましたが、まだまだ本番ではなかったという事です。
2009年が悪い意味での歴史的な年にならない事を祈るばかりです。
そんな厳しい状況の中で、当社が念頭の挨拶で話をしたことは全従業員の「心の態度」についてです。
会社の力を決めるのは従業員のそれぞれ一人一人の力であることは疑いありません。
では、一人一人の力とは何なのでしょうか?
私は、心の積極的な態度がなされているかだと考えております。
積極的な心の態度は組織にプラスの循環を生み出します。
逆を言えば消極的な心の態度は負の循環を生み出します。
人間は本来顕在化されていない心の本能で、誰かの役に立ちたいと考えております。
しかし、そういった本能よりももっと分かりやすい本能がそれを邪魔します。
「面倒くさい」とか「やってもしょうがない」と言った類の本能です。
そして、これらの本能を押さえるのにはかなりの自制が必要です。
しかもこのような考え方にいることを人間は気が付きづらいものです。
ここを、全面的に更改することがこの不況を乗り切り、さらには強い会社へと変貌するためにはどうしても必要になります。
この一年かけて取り組みたい内容と考えております。
幸い、当社はかなり前よりこの考え方を取り入れて取り組んでいます。
実際に、成果を出し始めております。
今年は、大きな飛躍の年として位置づけています。
不況である事を忘れてしまうくらいの勢いをつけて駆け抜けて行きたいと考えております。